代表理事あいさつ

療養中の患者さんをもつご家族へ  疑問と不安を乗り越え

理事長写真

我々医療者の対応が不十分なのでしょう。ご家族が疑問を持たず、不安もなく療養されているケースというのは全くありません。
通院している方も、入院している方も、
「この病気は今後どうなっていくのだろうか?」
「この薬には副作用がないのだろうか?」等、
疑問や不安が次々と浮かんでくるに違いありません。
きっと、ご家族が休まる日はないかもしれません。

また、医師の多忙も原因しているのですが、そんな疑問や不安をわざわざ医師に相談できない雰囲気もあるようです。
「主治医は忙しいのでは?」とか、
「こんな些細なことを先生にいってもいいのか?」とか。
とにかく、医者というものは敷居が高いようです(どうもすみません)。

しかし、医師にも看護師にも何でもご相談いただきたいと思います。
また、「こんな些細なことでも。」と思わずに、何でもぶつけていただきたいと思います。
とくに、「そんな大胆なことはちょっと苦手。」というご家族には、ソーシャルワーカーという担当者がたいていおりますのでご利用いただきたいと思います。
ソーシャルワーカーは、療養のこと、経済的なこと、衣食住のことなど、何でもご相談に応じ、助言などのお手伝いをすることを仕事にしています。
家族会などの開催のお手伝いもしていますが、そんな機会をご利用いただいて、お気持ちをぶつけていただきたいと思います。

ご本人の一日も早いご回復お祈り申し上げます。

代表理事 松原六郎

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